CSR活動

岡山外語学院にて交通安全教室を開催 2014年11月14日

平成26年11月14日、岡山外語学院にて今年9月以降の入学生約60名を対象に交通安全教室を開催しました。

ビオカの交通安全教室の前に、岡山中央署と岡山市役所から担当の方が来られて、それぞれの立場で日本で暮らす上での注意点を講演されました。

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上写真は岡山市役所の方の講演風景です。

講師がしゃべったことをベトナム語と中国語に通訳してくれます。(写真右端でマイクを持っている方とその前の方が通訳してくれます。)

ベトナム語と中国語の方が多いので、その二カ国語はマイクで流してくれますが、それ以外の言語の方に対しては個別に通訳してくれます。(写真左の黒いスーツの方は個別通訳の方です。)

私の前の講演の方(市役所の方)の講演を聞きながら、私も通訳されながらの交通安全教室への心の準備を整えました。

そして、私の受け持ちになりました。

開講時です。

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ちなみに写真は平岩指導員です。

わざわざ自前のカメラを持って来て撮影してくれました。

最初は自己紹介です。

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自己紹介で、約25年前に私自身が外国へ行き、言葉が不自由だった経験を聞いていただきました。

今回の受講生の方は、来日して2ヶ月程度の方ばかりなので、こういう話しでみなさんとの垣根を取り払おうと思いました。

また、本題に入る前に笑ってもらうことで場の雰囲気を和らげようとも考えました。

 

その後、最初の本題は「携帯電話使用による注意力低下について」です。

お二人の生徒さんに協力いただいて、

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突然落とされる棒を素早く捕まえてもらいました。

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通常なら簡単に捕まえられますが、通話をしていたり画面を見ていたら反応ができず、棒は捕まえられず床まで落ちてしまいました。

続いて先生にもお願いしました。

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手のひらに棒を立ててバランスをとっていただきました。

やはり通話しながらでは棒を立てれません。

こういう実験は、通訳されなくても見れば分かります。

みなさんに大ウケでした。

 

次は「音楽機器使用による注意力低下について」です。

みなさんには音楽機器を使っているつもりになって、自分の手で耳を軽く覆ってもらい、そして教室全体に大きめの音量で音楽を流します。

さらに前のスクリーンにはいろいろな写真が写るようにしてあります。

こうして音楽を聞きながら前のスクリーンを見ていると、

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後ろから怖いマスクを付けた者が忍び寄って来ます。

音楽さえ聞いていなかったら、もっと早い段階でかすかな気配に気付けたはずです。

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この怖いマスクの人・・・

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この学校の先生にお願いしていました。

マスクを外して大喝采でした。

・・・実は、この実験でびっくりした女性の方が悲鳴と共に泣き出してしまいました。

すぐに趣旨が分かって笑ってくれましたが、よほど怖かったのでしょう。(ごめんなさい。<m(__)m> )

しかし、こういうハプニングもみなさん大喜びしてくれました。

 

次のテーマは「無灯火の危険性」です。

まず、前のスクリーンに下写真の文字が写ります。

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『 ↑ ここ 』の上に文字があるのですが、見えません。

パソコンをクリックするたびに少しづつ文字が明るくなってくる仕掛けです。

何度かクリックしたら『 Light 』の文字が読めるようになります。

こうして明暗の差が小さいと見えにくいことを体験してもらった後、本物の自転車を使って実験しました。

自転車は後方からライトを当てられると反射材が光りますが、前方からライトを当てても反射材が無いために光りません。

そこで、前照灯をつけて自分の存在を示すのです。

たとえ自分の目で路面が見えるような薄暮であっても、他者に自分の存在を示すために自転車のライトを付けるようお話しました。

 

最後は「点字ブロック」についてです。

まず、クイズです。 「これは何でしょうか?」

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点字ブロックの突起の一つを拡大した写真ですが、さすがお一人の方は分かりました。

その後、点字ブロックの開発や普及に岡山の三宅氏が尽力されたお話をさせていただき、

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原尾島交差点から世界に広まっていったお話や、

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その記念碑に掘られた言葉 『暗礁を恐れぬ 希望の眼となれ ここから世界へ ここから未来へ』 のことをお話し、最後に点字ブロックの上に自転車を駐輪してある写真を映しました。

点字ブロックの上に駐輪している写真を映した瞬間に、みなさんからため息が聞こえました。

言葉による私の説明は不要で、みなさんには私が何が言いたいのかが分かってもらえました。

こうして約70分間の交通安全教室は閉講しました。

 

 

岡山外語学院のみなさん、お疲れさまでした。

みなさんは母国を離れ遠く日本に来られました。

母国では、みなさんの安否を心配されている方がいるはずです。

その方々にとっては、みなさんが健康であっても、やはり心配でしょう。

それが「事故」となると、どんなにか心配で、どんなにか悲しむことでしょう。

そんなことにならないよう、今日の交通安全教室で感じたことを日常生活に活かしてください。

 

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